麻のコート

　こんにちは。今日は良い天気ですね。夕方から雨ということなので今の内に洗濯を。。。

麻１００の素材でコートを縫ってみました。ニット生地で麻１００っていうのもあるんですね。

こんな感じです。

後ろは

タックが入っています。

麻素材なので、皺になりやすいかなとも思いますが、それも味わいということなので、これからどんどん着れたらいいなと思います。

縫えてよかったです。

このコート、画像では見難い

のですが、衿にもタックが入っています。

この前の日曜日に鎌倉の小町通りを歩きました。丁度貸しギャラリーで手作りの子供服の展示即売会が行われていたので、入ってみました。

ものすごく可愛くて感激しました。刺繍やアップリケなど私の好きな感じです。

自然のぬくもりがあるなんとも言えないくらい、優しい作風なのです。

思わず私、その主催の女性の方にこれって教えていらっしゃらないのですか？と尋ねてみました。

残念ながら教えていないということですが、ものすごくいい言葉をいただきました。

「一枚の生地を見たときにこの生地が一番引き立つことを思いつくかつかないかが、お仕事にできるかできないかの分かれ道です。」

うん、なるほどと思いました。

一枚の布を見てこうしたらよいなあと漠然と思うときはありますが、一番引き立つのはどんな感じとは考えていませんでした。

お仕事にしたかったらそこをクリアーしなければいけなかったんですね。これってとっても難しいけれど遣り甲斐があります。

色々お話ししていたら、その方は伸びない生地の洋裁はお得意ですが、ニット素材はできなくて、前から習いたいと思っていたそうです。ニットの洋服は問屋さんから出来ているものを仕入れてそれに刺繍を入れていたということです。

私はニットの洋裁しかできないと言ったら、今度ニットの洋裁を私に習ってくださる代わりに刺繍とアップリケのコツを教えてくださるそうです。

ヤッターって感じでした。

どこに出会いがあるかわかりませんね。

学生時代に私があこがれていた先生の言葉を思い出しました。

「人生には星の時間っていうのがあるんだよ。」

　まさにあの小町通りでの時間は私にとっての星の時間となりました

にほんブログ村